帝王の誤算~第十四章~

帝王の誤算

社長を辞め会長となった城田

現場は社長の才賀に任せ、城田は現場とは離れた仕事をするようになる

そんな「会長・城田」最後の仕事

 


 

第十四章 炎上

会長となった城田は、憑き物に憑かれたような「高尚な仕事」をするようになる

 

主に中国や韓国等のアジア圏の国のために、文化交流や教育支援といった直接利益につながらない事業にのめり込むことになる

 

これは、城田自身が韓国出身ということもあり、国民同士が信頼できる関係を構築しようとした

 

それはW杯「日韓共催」で実現することとなる

 

そんなとき、秘書の真美が豊山の秘書に変わる話が挙がる

豊山はかつて城田が、社長レースで戦った相手である

当然する城田だが「若い秘書室のメンバーを教育すること」を目的に異動となる

 

ただし城田は数日で真美を引き戻す

強引な手を使ったわけではなく、才賀に「お願い」する形で

 

「真美さんが無理やり人間ドックを前倒ししてくれなかったら、今頃死んでいたかもしれない」

 

その言葉から、城田と真美の強い関係性が伺える

 

そんな中、城田は肺がんに冒されることになる

手術は成功し、病院のベッドの上で仕事をする城田

だが、2011年3月11日、東北に地震が襲う

 

連広は先人を切り「原子力発電」のPRを行ってきた経緯がある

それを追求される連広

 

「信頼を得るには長い時間と多くの費用がかかるが、失うときは一瞬」

 

株式上場の祝賀会で言われた言葉を思い出す

 

「自分は持てる力を尽くして、連広を一流の会社に育ててきた。

だが、自らも社員も必死に働くことでは、社会から尊敬されるような会社にはなれないというのか。」

 

ここで城田は初めて思う

自らの『誤算』に……

 

城田のおわりが、近い

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