帝王の誤算〜第六章〜

帝王の誤算

前章では真美が物語のメインとして描かれていた

本章では改めて、城田がメインに戻る

 


 

第六章 新たなる標的

本章では、オリンピックをスポンサービジネスとして扱って行きたい城田の思惑が描かれる

当初オリンピックは「平和の祭典」として、東京オリンピックでは敗戦国の復興を世界に誇り、歓喜を共有する大会であったし、メキシコシティ大会も、先進国を離れ開催する大会として注目を浴びた

ただし以降、テロであったり、運営委員会の破綻であったり、ボイコットであったりと、平和の祭典に値せず、巨費を投じて開催する意味がない、と思われるようになる

そんな時、ロサンゼルスオリンピックでは「オリンピックはビジネスで成功する」と考えられた

スポンサービジネスをやろうと考え、そのビジネスパートナーとして連広が選ばれる

結果として大成功し、連広には莫大なスポンサー料が舞い込むことになる

 

それを知った、スポーツ協会(体連)の福盛が城田に相談をする

 

「オリンピックに協賛する企業のカネを、選手育成に回す仕組みを作れないだろうか」

 

つまり、

・連広が儲けているのは誰のおかげだ?

・分け前をよこせ

ということ

 

ただここには問題があり、それは「企業がスポンサーをしているのがオリンピック全体」ということ

あくまでも企業のスポンサー料は大会運営に使われるもので、個々人に還元されるものではない

 

珍しく悩む城田に救世主が現れる

「高梨」だった

 

高梨は城田も思いつかなかった驚くべき案を提示する

「オリンピックのオフィシャル・スポンサーと別に、もう一つシステムを作ればいい」

 

それに賛同した福盛

早速”キャンペーン”を実施

結果、大きな利益を連広にもたらすことになる

 


 

様々なアイデアで利益を拡大していく連広

本書冒頭で感じた「連広=悪」のイメージは、希薄になっているが、連広はどこに向かうのか……

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です