帝王の誤算~第三章~

帝王の誤算

前章では、城田の剛腕ぶりが発揮された

あらゆる手段を使い、営業をしていく城田

第三章では、そんな城田の人間らしい姿が描かれる

 


 

第三章 異型の権力

第三章は、城田をよく思わない「誰か」からの攻撃で始まる

城田の管轄する部署のあるフロアにある、トイレに城田を誹謗中傷するビラが多数貼られていた

 

連広諸悪の根源

権力欲の亡者

現場の手柄を横取り

会社の金で酒池肉林

 

過労死社員の妻を秘書に あげく愛人に

 

それを見ていた真美はショックを受ける

「なぜ、自分がこんなことを言われなければならないのか」

 

それを感じたであろう城田は真美に言う

 

「犯人を見つけて、首をぶった切るから」

 

城田は、自分が誹謗中傷されたことに腹をたてるわけではなく、真美に対しての誹謗中傷に腹を立てているように見える

その城田の姿を見ていた真美も、ショックを受けつつも、城田に心を開いていく

 

また真美は、以前に城田に誘われて、クラブ「なつこ」に行ったときの話

帰りがけ、城田は真美に一通の封筒を渡し、「ご主人の霊前に捧げてくれ」と一言

その中には手紙

 

倉澤敏明君 在職中に君が成してくれた働きの大きさを決して忘れない。

もっと君と仕事がしたかった。 城田毅

 

あの城田から、こんな社員を思いやる言葉が出てくるのか…

 

連広は社員を過労死させる会社ではなかったのか?

城田は本当はどういう人間なのか?

 

そういった疑問を残し、物語は第四章に進む……

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